kikurageoisii’s diary

東京のOL23歳 

冬になる

最近、内面に潜ることをやめていて日記が書けない。休みが無くて、お金は沢山貰えるけれど、心がすり減っている気がする。どこか遠くへ行きたいなんて、ベタな事を思ったりする。

まあでも、途方もない不安は、忙しさで抹消できる。

薬が切れて眠れなくなってしまって少しのお酒を飲んだ。意味が無いと分かっていてもやめられないことが多すぎる。

洗濯物が溜まっていて生活の破片を思い知る朝、植物に水を与える様に、シャッキリと朝食を食べたり出来たらいいのになぁと思いながら布団に潜り込む。雨のせいにしたいのに雨も降らない。季節は冬に向かっているみたいだ。

そういえば、暖かさを感じるのは決まって冬だ。

あの時泣けていた歌で泣けなくなって、健康である事を再確認する。

山の中で嗅いだ、夜から朝に変わる空気の匂い、土の冷たさ。東京ではあまり分からなくて寂しい。

最近は嫌な夢ばかり見るから、夢占いを見て安心する毎日である。

日々の繰り返しの中で、無意識に向けられる棘や鉄の塊を溶かして小さな砦を作っていく。成る可く器用に大人になりたいものだ。

おやすみ、こわい夢を見ないように。