財布を忘れて家を出てしまったせいでどこにも寄らずに帰ってきた。
もうなんか、楽しくてお酒を飲んでいるのではなく眠るためにお酒を飲んでいる。
家にあった缶ビール1本とチューハイ1本では眠くなる訳もなく、ツマミばかり食べてしまう。
お酒の気持ち悪さではなく、太るのが嫌で吐きすぎて頭が痛くなる。
新しい仕事は全く慣れないし、令和の今だって、今なりにルッキズムや競争社会から抜け出せない私がいる。
こうして夜に日記を書いていると、世界から置いてけぼりを食らっている気持ちになってしまう。
毎日働いていたら、前の職場の5倍位のお金を貰ってしまったけれど、何も欲しいものが無くて毎日ウーバーイーツをしてタクシーに乗ってお金を肉体と世界に溶かしている。
眠れないなんてバカみたいだ。錠剤何粒かでストンと眠りに落ちてしまえるのに、そんな簡単な体なのに、とてつもなく重く感じる時がある。
冬の夜は長くて怖いな。
おやすみ、こわい夢を見ないように。