kikurageoisii’s diary

東京のOL23歳 

光の街

週7で働いているツケなのか、またゆっくりと、徐々に日常が送れなくなっている気がして自分を愛せない。

1日に何件か予定を入れると、確実に1つしかこなせないし、ていうか夜しか動けないし、不眠症の薬が切れたけれどそれをもらう病院すら行けない。日常、気合いを入れないとキツいけれど、みんなはどうやって生きているのだろうか。

夜中に来て欲しい睡魔がとっくに昼になった布団に襲いかかる。

食べたくないのに目覚まし代わりのウーバーイーツを頼んで気分が悪くなる。

見たくもないニュース番組を見て体にスイッチを入れる。

何かクリエイティブなことを始めなくては、という焦りだけを胸に仕事を淡々とこなす。

才能がない人間は毎秒、妥協と努力を強いられているようで逃げ出したくなる。

自分を愛せなくてもせめて人にだけは誠実に、という目標を密かに持って生活しているけれども、自分の半径1メートル位のごく僅かな人にしか誠実になれていないと思う。日常に追い込まれて勝手に狭めた私の世界は本当に狭くて、その外にも人は繋がっていて、そこまで思いを馳せて誠実に生きたいのに、理想論だけが空中分解する。

なんだか最近は、気軽に深みや本質に触れてこようとする人は怖いけれど、私自身が深く潜ることを諦めていると思う。何故ならそれはとてもエネルギーを使うことだから。

YouTubeの馬鹿みたいな動画を見てカラカラとした笑い声を1人の乾いた部屋に響かせる毎日。

散歩をしたり、花に水を与えたりして、日々に色彩を与えたいと思いながらも、丁寧な暮らしなんて柄じゃないよな、とまたカラカラ笑ってしまう。

今は綺麗な文章は書けないけれど、これが私の生活の痕跡だから残しておこう。こんな日々をいつか懐かしむ未来に、少しだけ光を見よう。光とか、やっぱり柄じゃないな(笑)

 

今夜も

おやすみ、こわい夢を見ないように。