kikurageoisii’s diary

東京のOL23歳 

マイヘアが聴けない

マイヘアの椎木に朝ドラ女優との熱愛報道が出てから、彼の曲を聴けなくなってしまった。別に大ファンでもないし、ハマっていた大学時代に比べたらめっきり聴く機会は減っていたからいいのだけれど。売れて朝ドラ女優と付き合うという、サブカル的要素が何も無いハッピーエンドに冷めたのだろうか。相手の朝ドラ女優のことを「正直、芋っぽくね?あれくらいだったら私も、、、」と何様かよという態度で心の中で査定したりして、自分の身の丈に合わない高慢さと性格の悪さにドン引きする。でも私の中の椎木は、そういう女を好きであって欲しいと願うキモさが同居していて更に地獄だ。

気付いたら26歳になってしまって、いつまでサブカルに憧れてるんだよ、としんどくなる。18~25歳、結局サブカル女子にも港区女子にもなれなくて、でもカテゴライズされるのはダサいから結構。という無駄なプライドだけを盾に疲弊。

過去5年程の誕生日の写真を見返してみて、私ってそこそこ可愛いんじゃないか?と思ったが、全部加工アプリで撮った写真だったから自分が納得する顔になっていて、当然だ。なんか全部、リアルを写していなくて、その時よければいいじゃん✌️は、過去を振り返る時に後悔の重大な材料になるな、と思った。

ずっと少し変だったから、高校生くらいの頃から「何者かになりそう」とか「見つけられそう」とか「有名になりそう」って言われてその度に浮かれて、でも本当は臆病だから自分では何もせず、ただ見出されるのを待ち続けている。気付いた。多分このまま私は死ぬ。とっくに有名人は見出されて、なんならこの年齢で次のステップ、キャリアに進んでいる。

見栄とプライドの高さ故に他人から見える弱さに対してすごく厳しい自分がいて、人に甘えられなくて自滅する。でも相談相手をしっかり選べる自分は好きだ。相談、基本的にしないけれど。そしてこれからも口出しさせない人生を心掛ける。隙を見せない。付け入らせない。無視する。冷たい人と思われても自分を守る術を忘れないこと。