kikurageoisii’s diary

東京のOL23歳 

綺麗事しか言えないけど

いま、どうしても命を閉じようとしてる人が周りにいて、その人にはどういう事情があってそう思っているのか分からないけれど、私は生きて欲しいな、と思う。

色々な事を直接伝えたいのだけれど、「なんで死んじゃいけないの?」と問われると私もよく分からないので、こうして書いてみる。

本当は「気持ちがわかるよ。」と言いたいのだけれど、「分かられてたまるか。」と思うだろうからそれはしまっておく。

ここからは私の個人的な経験を元に思う事だけれど、死にたいくらい気持ちが落ちている時は、分かっていても人の優しさをつっぱねてしまう。差し伸べられた手を叩いちゃうから周りから割と人がいなくなる。そして世界に1人になった気分になる。世界の全てに対して攻撃的になる。そういう自分の心の中の矛盾を分かっているから余計にしんどい。助けて欲しいのに助けはいらないアクションをしてしまう。健康な時より確実に視野が狭くなっているんだけど、多分それはその時は気付けない。後になってから気付く。

なんで助けてくれないんだろうと思うけれど、自分が思うより全員、自分の事で精一杯だ。多分無条件に死にたくて消えたい気持ちを救ってくれるのなんて、宗教くらいしかない。

よっぽどの事がない限り人から連絡なんて来ないと思った方がいい。でも、あなたが死んだら、連絡なんてとっていないかなりの人が悲しむし悔やむし、呪いみたいにその人たちの今後の人生に付き纏う。人生の周りには、声に出さない応援の方が多い。応援は声に出さない人が多いけれど、批判や悪口は声に出す人が多い。もうそれはそういうものだと思っておいた方が楽になる。

本当に綺麗事を並べるようだけれど、「生きていればそのうちいい事が起こる」これは本当だ。「そのうち」というのは、早いのか遅いのか全然分からないけれど、「生きていてよかった」とは思わないまでも、少しのいい事がそのうち起こる。「生きていてよかった」なんて出来事は、一生のうち一回くらいなのかな、と思うし、無いかもしれない。でもまぁいいかな、と思っている。なんか生きるのは、そういう風になっていて、今がしんどい今のところは、少しのいいことたちを、死なないように待つしかないと思う。

人生は死なないように生きる、しかないと思う。

まあでも、こう思えるのは、そこそこ心がフラットな時だから、これを今しんどい人にどう伝えればいいのかが分からない。

ほんとに、なんとか死なないように生きてほしい。あんまり答えになってないけれど、私はそう思う。これに関しては綺麗事しか言えないけど、うーん。うん、上手くいくといいな。